自分をデザインする ― 笠原真一のセルフキュレーション

今回の収録は、
軽やかに「メンバー紹介」のつもりでスタートしました。
Local Three Recipes Radio のMCでもある
笠原真一とは、何者なのか。
ご紹介したいな、という感覚。
そんな軽やかな入り口のはずだったのに、
気がつけば、ラジオのテーマである「循環」を
真正面から語ることになっていました。
お喋りは自然と、
彼の壮大なテーマへと流れていきました。
「デザインとは?」
「クリエイションとは?」
「表現するとは?」
そして突然の、
「自分を表現したい!」宣言。
思わず笑ってしまったけれど、
あれは本気の声だったと思います。
母はうれしいよ!
言葉をひとつずつ掘り下げていくうちに、
これはもうMC紹介ではなく、
真一くん自身が
自分をセルフキュレーションしている時間になっていました。
肩書きではなく、
実績でもなく、
“いま、何を考えている人なのか”
それを整理し、言語化し、
自分で受け取り直していく時間。
公開収録でそれをやってしまうあたりが、
やっぱり真一くんらしい。
この収録を通して、
おそらく私は初めて、
彼の本質を
見せていただいたような気がしました。
見せてもらった、というより、
これまでそこにあったものを
私がようやく受け取り始めた、という感覚。

まさに、神回。
最近、ワークショップでは
毎回「神回!」という声を聞くようになりました。
そして今回、まさに
Local Three Recipes Radio も
「神回?」
神回というのは、
完成度のことではなく、
その瞬間、

本質を体験するということ。
収録後の余韻
収録が終わったあと、
私は少し時間を置きました。
すぐに言葉にせず、
しばらく寝かせる。
毎度うまく言葉にできないけれど、
何かが
“整った”。
変化した。
始まった。
そんな感覚です。
人の本質に触れると、
場そのものが変わるのだな、と
あらためて思いました。
私は少しだけ背筋が伸びていて、
ああ、
Radio自身もまた、自分をデザインしているんだな、と。
循環は、人だけではなく、場にも起きる。
その渦中にいられることが、
ただ、うれしい。
たのしいぞ。
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